防災

ポータブル電源は防災に必要か?防災減災におすすめの容量や役立つことを紹介

日本では、かなり高い確率で大地震が発生すると言われています。

直近では、2022年3月16日に発生した福島県沖の地震で一部の発電所が停止したり、まだまだ寒さが残る季節のため、エアコン等の利用による電力需要が増加し、関東地区では電力不足を懸念し、政府から電力需要ひっ迫警報が発表されたのは記憶に新しいのではないでしょうか。

また、内閣府の防災情報ページでも取り上げられているように、関東から九州にかけて広い範囲で強い揺れと高い津波が発生するとされている”南海トラフ地震”や首都圏中枢機能に大きな影響を与えることが懸念される”首都直下型地震”は、今後30年以内に70%もの高い確率で発生することが予想されています。

最近では、その他にも大型台風による広範囲で甚大な被害も発生しており、防災あるいは減災に対する事前対策の重要性が高まっています。

災害が発生した際に最も重要なモノは、やはり食料品や飲料水および生活必需品ですよね。

ポイント

備蓄品として重要なモノ(最低でも3日分、大規模災害の場合は一週間分の備蓄が望ましいとされています。)

・飲料水   
1日・3リットル/一人当たりが目安で。
・非常食   

食料としては、カンパン、ご飯、ビスケット、チョコレートなど
・生活必需品

トイレットペーパー、ティッシュペーパー、マッチ、ライター、ろうそく、カセットコンロなど

上記以外にも防災用品として、注目されているモノそれが「ポータブル電源」です。

ポータブル電源が災害発生時に役立つ理由や使いみちについて詳しくご紹介したいと思います。

最後までご覧いただき、万が一の災害に備えとして意識を高めていただければ幸いです。

*本ページは商品、サービス等のプロモーションが含まれています。

ポータブル電源は防災に必要か?

では、なぜポータブル電源は防災に役立つのでしょうか?

災害が発生した場合に避難所では、多くの方がスマホの充電に訪れることが見受けられます。

今やスマホの利用は生活の一部となっており、スマホから得る多くの情報によってさまざまな安心を得ているのではないでしょうか。

平常時は、”モバイルバッテリー”を持ち歩いて、スマホの充電を行なわれる方も多いと思いますが、ポータブル電源はスマホの充電だけでなく多くの家電も利用できる電源コンセントが装備されているため、さらに大容量の電源を確保できるところにメリットがあります。

具体的な利用として、”夜の灯り”、冬場の暖を取るための電気ストーブ等の”暖房機”あるいは、夏場の扇風機、場合によっては電子調理器などにも利用することができるため、利用用途は多岐にわたります。

【災害が発生し、停電になった場合の復旧日数】

東北地方太平洋沖地震の災害発生から停電の復旧日数について内閣府防災情報のページ掲載内容から
”発災後3日で約80%”、
”発災後8日で94%”
の停電が解消
されたことが確認出来ます。

防災用品の定番は、飲料水、カンパンなどの非常食・保存食、懐中電灯、ろうそく、モバイルバッテリー(手回し型の充電器)、ラジオ、乾電池、笛・ホイッスル、アルミブランケット、マスク(コロナ禍では必須ですよね)、ポータブルトイレ、ウェットテッシュ(ボディ用)、レインコート、タオル、軍手、スリッパ、救急セット、現金、これらを備えておくのがおすすめです。

さらにランタン、エアーマット・寝袋、アイマスク・耳栓なども用意しておくと就寝時に役立ちますよね。

そしてこららを纏めておいて、いざという時に”サッ”と持ち出せるようにリュックサックに入れておくのも忘れないようにしましょう。

ポータブル電源で防災減災におすすめの容量や役立つことを紹介

https://twitter.com/jackeryjapan/status/1514484341581103104

災害時の備えとしてポータブル電源が役に立つことはご理解いただけたと思います。

では実際に防災用に備えておくには、どれくらいの容量のものが適しているのかご紹介いたします。

先に東北地方太平洋沖地震の際の停電復旧期間をご紹介しましたが、”発災後3日で80%、8日で94%が解消された”ことを考慮すると、必要最低限として3日間電源の確保ができれば、停電復旧の期間までスマホ、灯りなどに充電に役立てたり、寒さや暑さを凌ぐ家電の利用もまかなえることになりますね。

キャンプや車中泊など、泊まりで出かける際には、電源容量が500Wh以上のもの、防災目的の備えとして考える場合は、電源容量1,000Wh以上の製品がおすすめです。

創業メンバーにApple社の元バッテリーエンジニアが加わり設立された”Jackrey Inc”のポータブル電源で電源容量についてご説明します。

例えば、キャンプでご利用を目的に500Wh以上の製品のJackery製品は、”Jackery ポータブル電源 708”という製品になります。

製品名の708は電源容量を示しており、708Whを表しています。

給電の目安は下記の通りです。(出典:Jackeryポータブル電源708 取扱説明書)
<AC出力(コンセント)>
・AC 5Wライト(5W)      
・・・ 約58時間
・電気毛布(55W)        
・・・ 約10時間
・ノートパソコン(30W)     
・・・ 約9回
・32インチテレビ(60W)    
・・・ 約10時間
・プロジェクター(100W)    
・・・ 約5.9時間
・ドローン(60W)        
・・・ 約12回
<USB出力>
・スマートフォン(18W MAX)  
・・・ 約40回
・タブレット(12W MAX)    
・・・ 約20回
<シガーソケット>
・車載冷蔵庫(60W)       
・・・ 約51時間  

Jackreyポータブル電源708には、AC出力:2、USB出力:3
(USB Type-C:1、USB Type-A:1、Quick Chager:1)、シガーソケット:1が備わっています。

次に防災用途の電源容量 1,000Wh以上の製品は、”Jackery ポータブル電源 1000”、”Jackery ポータブル電源 1500”の2機種となります。

給電の目安は下記の通りです。(出典:Jackeryポータブル電源1,000 取扱説明書)
<AC出力(コンセント)>
・AC 5Wライト(5W)      
・・・ 約76時間
・電気毛布(55W)        
・・・ 約13時間
・ノートパソコン(30W)     
・・・ 約12回
・32インチテレビ(60W)    
・・・ 約14時間
・アイスシェーバー(700W)  
・・・ 約1.5時間
・コーヒーメーカー(1120W) 
・・・ 約52分間
<USB出力>
・スマートフォン(18W MAX)  
・・・ 約54回
・タブレット(12W MAX)    
・・・ 約27回
<シガーソケット>
・車載冷蔵庫(60W)       
・・・ 約66時間  

Jackreyポータブル電源1,000には、AC出力:3、USB出力:3
(USB Type-C:2、USB Type-A:1、Quick Chager:1)、シガーソケット:1が備わっています。

給電の目安は下記の通りです。(出典:Jackeryポータブル電源1,500 取扱説明書)
<AC出力(コンセント)>
・AC 5Wライト(5W)      
・・・ 約105時間
・電気毛布(55W)        
・・・ 約17時間
・ノートパソコン(30W)     
・・・ 約16回
・トースター(650W)     
・・・ 約2時間
・アイスシェーバー(700W)  
・・・ 約2.5時間
・コーヒーメーカー(1120W) 

・・・ 約68分間
<USB出力>
・スマートフォン(18W MAX)  
・・・ 約74回
・タブレット(12W MAX)    
・・・ 約36回
<シガーソケット>
・車載冷蔵庫(60W)       
・・・ 約90時間  

Jackreyポータブル電源1,500には、AC出力:3、USB出力:3
(USB Type-C:2、USB Type-A:1、Quick Chager:1)、シガーソケット:1が備わっています。

もちろん電源容量が大きいほど、利用出来る時間や回数が長くなり重宝しますが、電源容量が大きい分重量も重くなりますし、価格面も高めになりますので利用用途とお持ち運びの際の利便性も考慮して選びましょう。

Jackeryのポータブル電源は、充電用ソーラーパネルもオプションやセット品として提供されているので、ソーラーパネルを選択して、電源容量を少なめのモデルを選ぶのも賢い選択かもしれません。

災害時・非常時に停電が起こった時の非常電源としてポータブル電源が活躍します。

ポータブル電源選ぶ際の注意点

ポータブル電源は、電源内にあるバッテリー電気を蓄えていて電気を放電する際に熱が発生します。

電気の取り扱い時には、放電時に発生する熱と感電には注意が必要です。

メーカー各社は、各種製品において安全性を考慮した対策を取っていますが、粗悪な製品を提供しているケースも存在しているのは事実です。

バッテリーが発火したなどのニュースを見たことがあると思いますが、安全性の低いメーカーや製品はとても危険でリスクがあります。

ポータブル電源の購入を検討される際は、メーカーサイトなどで製品仕様を確認するとともに、ご利用者の声、口コミ情報あるいは、メーカーによる安全性の対策、保証の充実、リコール品や過去のトラブルや事故など十分に調査した上で、選定するようにしましょう。

ポータブル電源は防災に必要か?防災減災におすすめの容量や役立つことを紹介 まとめ

ポータブル電源は防災に必要か?というテーマに基づき、災害が発生した際の防災や減災に役立つポータブル電源の容量やどんな用途に役立つかについて紹介しました。

日本では、高い確率で大きな地震が発生すると言われていますが、最近は規模の大きな台風による自然災害も多く発生しており、地震だけでなく様々な要因でいつ災害に見舞われるかもしれません。

万が一のことが起こらないことに越したことはないのですが、”備えあれば憂いなし”、緊急時や非常事態に備えて従来の備蓄品である水や食料、あるいは懐中電灯やロウソクとして生活必需品に加えて、情報収集のツールであるスマホをはじめとする電源を要する機器への電源の確保もこれからは必要ではないでしょうか。

いつ来るか予測できないのが自然災害です。

もしもに備えて防災準備を整えておきましょう。

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