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社会人が抱負を一言で伝える際のポイントは?上手な意気込みの伝え方

社会人になると抱負や意気込みについて人前で発表しなければいけない場面が多いと思いませんか?

新入社員が部署に配属になったときや、転勤などで部署が変わったとき、新年を迎えるあるいは新年度に挑むとき、昇格・昇進したとき、新たに家庭を築く時など、本当にいろんな場面や状況で抱負を語らなければいけないことってありますよね。

社会人が抱負を語るときは何かしら転機が訪れている時かと思うので、少しでも聞き手にインパクトを与えたり、ちよっとカッコイイ話をしたいとか、上司や先輩から一目置かれるような内容にしたいものですよね。

それでも、かしこまって抱負を語るとなると多少なりとも緊張もするし、そもそも人前で話すことすら苦手な人も少なくないのではないでしょうか。

私自身は人と話すことや人前で話すことが結構好きな人間なので、今まで多くの場面で自分の抱負を語る場面を経験してきましたので、社会人が抱負を一言で伝える際のポイントについて私なりに取り組んできたこと、こうすれば比較的気持ちを楽にして抱負を語れるのではないかと思う点をまとめましたのでご参考にしていただけると幸いです。

社会人が抱負を一言で伝える際のポイントは?

社会人が抱負を語る際に一番緊張してしまうのは、”突然自分が指名された!”場合ではないでしょうか。

しまった今日はノーマークで何もネタを用意して無いよ、”どうしよう”、”何を話そう”、おどおどなんてことにもなりかねませんよね。

そもそも抱負とは、”心の中にいだいている決意や志望”

(引用元:goo辞書「出典:デジタル大辞泉(小学館)」)

日頃から自分が掲げる目標・ゴールに向かって何をすべきか、どんなことに取り組むべきかを常に考えて入れば咄嗟に自分が抱負を語ることになった場合でも素直に自分が行っていることを誰もがわかる言葉で伝えれば良いと考えています。

自分も今抱負を語りなさいと言われたら、きっとスラスラと語れます。

その理由:私の場合は自分が目指す将来像について文章にしてノートの1ページ目に書いて常に見れるようにしているからです。

常にあるべき姿、目指す目標を掲げて、そこに向かって取り組むことに一生懸命になっていれば自ずと”その抱負”は自分のものとなり、心の底から納得の上取り組めるようになるからです。

心の底から納得出来た抱負であれば、ちょっと賢そうな印象をつけれるかな?なんて欲を出して難しい言葉を使う必要もないので自信を持って自分自身も十分に理解している言葉で、相手にわかりやすく伝わる内容を語ることができるのではないでしょうか。

”自然体で抱負を語れるようになること”これが、社会人が抱負を一言で伝えるポイントだと私が考えています。

抱負を語る場面毎の例文構成(参考)

  • 新入社員編
    ・素直に今の自分の状態を話す。(緊張している、ワクワクしている、不安な気持ちがありますなど)
    ・直近に取り組みたいこと、やってみたいことを伝える。(背伸びしないこと)
    ・学ぶ姿勢を宣言する。(新入社員のうちが学ぶことばかり!もちろん教えを乞うことも許してもらう)
    ・一生懸命で全力の姿勢を見せる。(余裕をかましている暇はありません!)
    ・目指す目標を掲げる。(○○が出来る様に取り組む。自分自身で実現可能なコトにする。他力本願の目標はNG!)
  • 部署異動編  
    ・アイスブレイクは忘れない。(その場に緊張をほぐす)
    ・自分の経験を簡潔に伝える。(何が出来るのか?理解してもらう)
    ・異動先の取り組みに合わせて自分にできる事を語る。(事前に異動先部署の取り組みを理解しておくこと)
    ・初心にかえる気持ちを持つ。(部署が変わると純真な気持ちで取り組むこと!とても大事です。)
    ・教えを乞うこと。(部署や上司が変わると勝手が変わる。学びに姿勢を忘れてはいけない。)
  • 新年度に挑む時編
    ・前年度の労いを忘れない。(新しい年度は前年度の活動があってこそ!)
    ・目指す目標を共有する。(部署メンバーの意識統一を図る。目標をしっかりと意識する。)
    ・やるべきことを明確に示す。(抱負を語る人は率先垂範!自らが先頭に立つ覚悟を語る。)
    ・部署を奮起させる”言葉”を投げかける。(成果を上げるには部員のやる気が必要不可欠!)
    ・締める!
  • 昇進・昇格者編
    ・まずは関係者にお礼を!(昇進・昇格は個人の活動だけ賜物ではない。感謝の気持ちを忘れない。)
    ・役職に応じた取り組むべき内容を語る。(今までとの違いを明確にできればGood!)
    ・組織で取り組む目標を数値で示す。(組織を巻き込む目標設定で組織活動を意識させる。)
    ・自分を奮起させる”言葉”を発する。(自分に気合を入れる!)
    ・締めの言葉で自ら締める。
  • ー番外編ー 新たに家庭を築く時編
    プライベートの祝いの場は、仕事場で語る内容とは少し異なり、ほんわかした雰囲気のあいさつで十分です。
    ただし、プライベートの充実で仕事も順調に取り組めることが望ましいので、会社の同僚の前で語る場合は仕事への意欲も伝えると良いでしょう。

いかがでしょうか?

具体的な文章は、自分自身で紡いでみてください。一生懸命に考えた言葉はきっと聞いている人たちにあなたの思いが届くはずです。

社会人の上手な意気込みの伝え方

ここまでは、社会人が抱負を一言で伝える際のポイントをどのような内容で構成していくのかをお伝えしました。

次は、実際に社会人として上手な”抱負・意気込み”の伝え方を紹介したいと思います。

絶対試して欲しいこと!(コレ大事なトコ!)

複数の人を前に自分の抱負を伝えるときに気をつけるべきことを私の経験や先輩方から教わった事を紹介します。

・何があっても堂々としていること。(自信を持って伝える)
・キリッとした姿勢で挑む。(見た目は絶対大事です)
・聞き手の目を見て話す。(余裕があれば、一点集中ではなく複数人を見渡す感じで!)
・時間を意識する。(短い時間で簡潔に)
・締めは誠実に、お辞儀で。(終わり良ければすべてよし)

決して凄い事を難しい言葉で威圧するように話すことが社会人の上手な抱負や意気込みを伝える方法ではありません。

抱負を一言で語った後に”伝えたい内容”が聞いている人たちに響いて心に残せることができるかだと思います。

上記の5つは私が経験で体得してきた基本型ですので、ぜひ意識していただけると抱負だけでなく、いろんな場面で人前で話す際にお力になれると思っています。

また、上記5つの基本型に加え、ご自分でこれは必ず取り入れたいと思うことはどんどんアレンジして自分の形を形成していきましょう。

きっと素晴らしいカタチが出来上がります。

まとめ 社会人が抱負を一言で伝える際のポイントは?上手な意気込みの伝え方

社会人が抱負を一言で伝える際のポイントについてまとめました。

冒頭に私は人前で話すことが結構好きだとお伝えしましたが、実はもちろん私自身もとてもとても緊張する人でした。

正直人前に出ると”心臓がドキドキして””頭から汗が出たり””考えていた内容を忘れる、いわゆる飛ぶ!”なんてこともしょっちゅうありました。

社会人として抱負を語ることを何か特別なことのように考えてしまっていたというのが私のその時の状況ですが、上記の”絶対試して欲しいこと!”5つを自分で考え取り入れたら嘘のように全く緊張しなくなり、むしろ人前でもっと話してみたいとどんどん積極的に人と話すようになった事を覚えています。

そうです。

少し意識を返ることと経験で人は全く違う自分に変わることができるのです。

社会人として抱負を一言で語る場面なんてコレから物凄くたんさんありますと思いますので場数を増やしていけば、積極的にとまでは言いませんがコミュニケーション力もアップして人脈も広がり、仕事だけでなく趣味や気の合う人たちとの交流が増えるので豊かな人生を歩むことができるでしょう。

ぜひこの記事の内容を参考にチェレンジしていただければ幸いです。

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